8月22日(火)に川連平和のつどいが開催されました。
毎年組合では原水爆禁止世界大会に代表を派遣しています。
今年も川連で11名、中部からも2名の代表を送ることができました。
その参加者の報告を兼ねて開催されています。
参加した方は、みな核兵器使用による広島、長崎の悲惨な状況にふれ、
核兵器廃絶への思いを強くして帰ってきます。
来年は広島に代表を送ります。参加されたい方は組合事務所にご相談ください。
講演として日本原水爆被害者団体協議会の事務局次長、和田さんにお話をお伺いしました。
和田さんは1歳の時に被爆され、原爆投下当時の記憶はありませんが、母親から聞いた話をいろいろと話してくれました。
お母さんは8月9日を迎えるたびに「あの時の記憶を、あの時のニオイとともに思い出してしまう」と言っていたそうです。
そのニオイとは、亡くなられた人々が毎日何百人、何千人とまとめて火葬をされていた時のニオイだそうです。
二度とこんなことが起こらないように私たちも不断の努力で核兵器がなくなるまで頑張りましょう。
広島県知事も、広島市長、長崎市長は平和宣言の中で核抑止論を否定しています。
核兵器を持つこと自体が悪。という考えに全世界がならないといけない時代です。
日本政府はもちろんのこと、全世界が今すぐ核兵器禁止条約に批准しなくては
ひとりひとりの命も、地球も守れません。